みなさん、こんにちは!
こちらの記事を担当させていただく荒木です。
身体的な障害や加齢によって歩くことが難しくなってしまった方は、それ以外の方法で移動する手段が必要になります。
そのため、通院や旅行などの移動をサポートする福祉タクシーは、要介護者にとってなくてはならない存在です。
少子高齢化が進んでいる今だからこそ、需要が高まっている福祉タクシーのドライバーになりたいと考えている方が多いと思いますが
「福祉タクシーのドライバーになるためにはどうすればいいんだろう」
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるはずです。
そこで、今回の記事は『福祉タクシーのドライバーになるためのポイント』についてご紹介していきます。
福祉タクシーのドライバーを目指している方は、ぜひ参考にしてください!
福祉タクシーとは?
福祉タクシーというのは、冒頭でも軽く説明したとおり、身体的に障害を抱えている方の通院や旅行をサポートするためのものです。
たとえば、定期的に通っている病院への通院、友人やご家族との旅行、天気が良い日のお散歩など。
そういったシーンで要介護者の移動をしっかりとサポートするのが、福祉タクシーの重要な役割です。
福祉タクシーのドライバーになるためのポイント
福祉タクシーのドライバーと聞くと、専門的な資格をたくさん取得して、面倒な手続きを行わなければいけないと思っている方が多いですが、じつはそんなこともありません。
もしもあなたが福祉タクシーのドライバーになりたいのであれば、『普通自動車第二種免許』という資格を取得するだけで、すぐにドライバーになることができます!
ちなみに、普通自動車第二種免許を取得する条件と、運転できる車種は以下のとおりです。
取得費用 | 22万円前後~ |
運転できる車種 | 普通自動車
(タクシーや運転代行などお客様を乗せる車) |
取得に必要な条件 | ➀満21歳以上の方
②第一種免許を取得してから3年以上経過していること ③片眼0.5以上、両眼0.8以上の視力と、深視力検査の誤差が平均2cm以下であること ④赤・青・黄色の識別ができること ⑤自動車の運転に影響を及ぼす身体障害がないこと ⑥10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえること |
これらの条件をクリアしていれば、どなたでも普通自動車第二種免許を取得することができます。
もしも福祉タクシーではなく、介護ドライバーになりたいという場合には『介護職員初任者研修』という資格が必要になりますが、そうでなければ普通自動車第二種免許を取得するだけでOKです。
介護タクシーは地域の助成を受けることができる
前の項目でちらっと介護タクシーのお話をしましたが、あなたは福祉タクシーと介護タクシーの違いをご存知ですか?
福祉タクシーの場合は、『要介護者の移動のお手伝い』しかできません。
ですが、介護タクシーは専門的な補助具が装着されていて、さらに介護の資格を持ったスタッフが同情することが義務付けられているので、『乗降のサポートや一定の介護サービス』を提供できるようになり、お仕事の幅を広げられるというメリットがあります。
まとめ
今回は、『福祉タクシーのドライバーになるためのポイント』というテーマについてご紹介しました。
『福祉タクシー』と『介護タクシー』を同じものだと考えてしまっている方がいますが、じつはこの2つには大きな違いがあります。
福祉タクシーであれば、普通自動車二種免許を取得するだけでドライバーになれますし、普通のタクシーを福祉タクシーサービスで使うことができるので、比較的ハードルも低いと思います。
これから福祉タクシーのドライバーを目指すという方は、ぜひ今回の記事を参考にしてください!